北朝鮮の弾道ミサイル一発 値段は100万人半年分の食糧

社会
UnsplashForest Katschが撮影した写真

北朝鮮が弾道ミサイル発射

2023年7月12日 今年12回目の弾道ミサイル発射

北朝鮮が今年12回目の弾道ミサイルを発射しました。

これはNATO首脳会議に出席している

日米韓3カ国への牽制。

7月27日の戦勝記念日のための国威発揚の

ためとの見方がされています。

ミサイル一発と100万人半年分の食糧が同じ値段

ミサイルの費用

韓国の政府系シンクタンクの試算によると

アメリカ本土を射程に収める大陸間弾道ミサイル(ICBM)は

1発あたりの材料費が2千万~3千万ドル(約28億~42億円)に上ると試算。

短距離弾道ミサイルの材料費は、

1発あたり300万~500万ドル(約4億~7億円)と見積もった。

プラス人件費が材料費の10%〜30%程度

と見られています。

北朝鮮の飢餓

北朝鮮は2600万人の国民に十分な食料を生産できたことがありません。

2020年1月に新型コロナの影響で国境を閉鎖すると、

中国からの穀物だけでなく、食料の生産に必要な肥料や機械の輸入もストップしました。

今、北朝鮮では首都平壌でも餓死者が出ているという状況です。

ミサイル一発にかかる費用は

短距離弾道ミサイルでも100万人の貧困層が半年食べていける値段だそうです。

今年はもう12回目、

全国民の食糧を賄える額に達しています。

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