ニュースで毎日聞く日経平均株価をしっかり説明できる大人は
多くないでしょう。
今日は私が代わりにサクッと説明します。
![](https://tyurosinokizuki.com/wp-content/uploads/2023/06/maxim-hopman-fiXLQXAhCfk-unsplash.jpg)
日経平均株価とは 簡単に
日経平均株価
東京証券取引所市場第一部(以下、東証一部)上場銘柄のなかでも
代表的な225銘柄によって構成されている株価指数で、
株式市場全体の値動きを大まかに把握するのに適しています。
全ての銘柄の平均ではないですよ。
対象となる225銘柄は、市場流動性の高い銘柄を中心に、
たくさんの業種のバランスに考慮して、
日本経済新聞社が選定しています。
年に一度定期見直しが行われ、2021年10月の定期入替では、
それぞれ3銘柄が除外・採用されました。
指数は株価の高い銘柄の影響を受けやすいという特徴があります。
TOPIXもよく聞きます
日経平均と並んで知名度の高い株価指数と言えば、「TOPIX(東証株価指数)」があります。
この指数は、東京証券取引所によって算出されるものです。
こちらは日経新聞ではなく、東京証券取引所が出しています。
こちらの対象銘柄は、日経平均とは違って、東証1部上場の全銘柄を対象としています。
ダウ平均は?
日経平均株価やTOPIXの他に、「ダウ平均株価(ニューヨークダウ工業株30種平均株価指数)」
というのを聞いたことがありますよね。
これはアメリカニューヨクの株の指数です。
「ダウ・ジョーンズ社」が算出、公表しているので「ダウ」。
対象となる銘柄(優良株30銘柄)を入れ替えたり、株式を分割することによって
価格変動を調整するものです。
ダウ平均が対象とする30銘柄は多国籍企業がほとんどであるため、
ダウの変動に注視していれば、世界経済の動向がみてとれるということになります。
日経平均株価が上がるとどうなるの?
![](https://tyurosinokizuki.com/wp-content/uploads/2023/06/chris-liverani-NDfqqq_7QWM-unsplash.jpg)
まずは、景気に対する心構えです。
日経平均株価やTOPIXをはじめとした株価指数が上昇すると、
多くの人や企業が「景気が良くなる」と感じます。
すると就職や転職を考えたときには、株高で好景気への期待が高まっているほうが
採用数を増やす企業が増え、希望する仕事に就きやすくなることもあるでしょう。
また、株高で潤った人や企業の財布のヒモが緩み、消費や投資の促進が期待できます。
日経平均株価が下がると…
株価指数が下落すると「景気が悪化する」と皆、心構えます。
不安を抱いてしまい、消費や投資の抑制が懸念されます。
銀行などの金融機関や、生命保険会社、年金機構なども株式を保有しており、
株価下落で大きな損失が出ると、
「融資に慎重になるかもしれない」
「年金の財源が減ってしまうかもしれない」
といった影響が考えられます。
まとめ
このような感じで、
株価が上昇すれば株式会社の資産は増えるわけですから
いい感じ!
株価が下落すれば株式会社の資産は減るわけですから
嫌な感じ…
と企業は思うわけです。
そして企業の顧客は我々ですから、影響が出てくるという仕組みです。
これから少し興味を持って、日経平均株価を見ると日本のこれからが
見えるかもしれませんね。
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