なぜそんなに他人に優しくできるのか。
と、聞いたら。
「他人に期待してないからだよ」と言われました。
どういう意味なのでしょうか。
ブログに書きます。
他人に期待しない方法
方法は無い
この世界には自分が居て、その他大勢の他人がいるので、
どうしても他人と関わり合いながら生きてゆきます。
そして無意識のうちに他人の行動に期待をして日常を過ごしているので
期待しない方法は無いです。
例えば
横断歩道を渡ろうとする時→車止まってくれないかな
お店のレジに並んでいる時→早くしてくれないかな
電車の中で、立っている時→誰か座席の人降りないかな
等々、見ず知らずの他人にすら無意識に期待していますよね。
これを全て止めるのは不可能です。
自認はできる
他人に期待するのを止めることは不可能ですが、自認することは可能です。
「あっ、今私、誰かに期待しているな」と認めることは出来ます。
実は、この自認こそが他人に優しくできる第一歩なのです。
他人に期待することの意味
では、他人に期待するというこのは自分の中では、どのような心理なのでしょうか。
それは
相手に自分の思い通りに動いてもらいたい
という心理です。
自分が思った通りに動いてくれることを期待と読み替えて良いですね。
ちょっと傲慢
他人には他人の意思があり、目的があり、決定権があります。
それを、自分の思い通りにしようというのは少し傲慢です。
他人を変えることは本当に難しいです。
自分の意識を変えることのほうがよっぽど簡単です。
「今、私は他人に自分の思い通りに動いて欲しいと思っている」
と自認でき、期待しないように意識すると、他人に優しく接することが出来ます。
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他人に期待しないメリット
他人に期待しないように意識すると様々なメリットがあります。
心に余裕ができる
クレーマーというのは過度に店員に期待している人のことを指します。
期待しすぎているので、少しでも思ったことと違うとクレーマーになるのです。
期待していなければ、他人の多少のミスや手間取りではイライラしません。
「まっ、仕方ないか」と考えられます。
ありがとうのハードルが下がる
ありがとうは有り難うです。有り難いのでありがとうです。
やってもらって当たり前と思っている人の口からは出ない言葉です。
何も期待していない他人に何かしてもらうと、些細なことでも有り難い!と思え、
自然と「ありがとう」という言葉が出てくるようになります。
楽な気持ちになる
他人に過度に期待をしないと、他人は所詮こんなもんかと楽な気持ちになれます。
少し冷めた見方かもしれませんが、勝手に期待された他人と、イライラする自分の
どちらも辛い思いをするよりは全然いいと思います。
まとめ
他人に期待しない人は、他人に優しくなれます。
思いやる優しさでは無いですが、
他人に寛容になれる優しさです。
いいか悪いかは個人の判断位なりますが、人間関係が
少し気楽になることは確かです。