「蛙化現象」がZ世代の流行語で1位を獲得しましたが
本人もどうして蛙化してしまうのかわからず、悩んでいる方も多いと聞きます。
今日は、「蛙化現象」の原因と対策方法についてブログを書きます。
蛙化現象とは
好意を持った相手に振り向いてもらい、両思いになった瞬間に
相手のことが「気持ち悪い」と生理的に受け付けられなくる現象のことを言います。
由来はグリム童話「かえるの王さま」といわれています。
症状
生理的に彼のことが嫌いになります。
触れられたくない。
そばに来ないでほしい。
顔も見たくない。
等々、本当に生理的に無理になってしまうのです。
その後は彼に申し訳ない気持ちでいっぱいになり「自己嫌悪」に陥ります。
彼もわけかわからず、ひどい女だと思うでしょう。
当事者には本当に深刻な問題だと思います。
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きっかけは何でも
せっかく両思いになれたのに、何でもない些細なことで相手を気持ち悪いと
思ってしまいます。
「恋は盲目」で全てがカッコよく見える現象とは真逆です。
例えば
- 告白をOKした時のはしゃぎっぷりが気持ち悪くて引いた。
- 近くで見たら鼻毛が出ていた。
- 2人きりになったら、急に甘え出して別れた。
- スーツを着ているが私服がダサかった。などなど…
蛙化現象の原因
見た目重視で神格化
原因の一つに、かっこいい彼を神格化しすぎて自分が思う彼の行動と
現実の彼の行動のギャップに冷めてしまう。ということがあります。
彼なら、こうするはずだ!逆に、これは絶対しない!と自分の理想の彼が
すでに出来上がっていて、現実の彼をあまり見ていなかったのかもしれません。
両思いがゴール
両思いになりたい!と強く思うが故に、ゴールの設定が両思いとなっている。
その先のことは何にも考えていないパターンがあります。
両思いになるまでのハラハラドキドキの過程で気持ちは最高潮を迎え、
ついにゴーーー〜ル!
その後は目標を失い冷めてしまいます。
この「好き」は本物?
今までは好きで好きでたまらなかったのに、両思いになる。
という目標を達成した瞬間に、一瞬現実に戻り冷静になります。
「私の『好き』は本物の好きなの?一瞬の盛り上がりなのでは?」
そして「本当は彼のこと好きではないかも」という感情が芽生えます。
自己防衛の可能性も
このような感情の変化は自己防衛メカニズムの一環として現れることもあります。
恋愛や関係に不安や緊張を感じると、相手を遠ざけるために
感情の反転が起こることがあります。
そのため、好きなのに「気持ち悪い」という矛盾を抱えていかなければなりません。
蛙化現象が起こる前に読んでほしい
蛙化現象が起こると自分も辛いし相手も可哀想なので、そうなる前に以下の事を
読んでください。
- まず、男は絶対に気持ち悪い部分を持っています。付き合う前に、気持ち悪い姿も妄想してみてください。
- フィーリングを大事にしてください。どんなに好みのタイプでも「ん?」と引っかかる部分があったら慎重にことを進めましょう。「ん?」の部分が後々、「気持ち悪い」に進化します。
- 自分の、頭の中を整理しましょう。自分はどういう性格の人と一緒にいると落ち着くのか。楽しいのか。何が好きで何が嫌いなのか。色々と整理してみましょう。無理して好きな人を作る必要は全くないので、自分を知って自分を好きになった後でも遅くはありません。
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