日経平均株価って生活に関係あるの?

社会

ニュースで毎日聞く日経平均株価をしっかり説明できる大人は

多くないでしょう。

今日は私が代わりにサクッと説明します。

日経平均株価とは 簡単に

日経平均株価

東京証券取引所市場第一部(以下、東証一部)上場銘柄のなかでも

代表的な225銘柄によって構成されている株価指数で、

株式市場全体の値動きを大まかに把握するのに適しています。

全ての銘柄の平均ではないですよ。

対象となる225銘柄は、市場流動性の高い銘柄を中心に、

たくさんの業種のバランスに考慮して、

日本経済新聞社が選定しています。

年に一度定期見直しが行われ、2021年10月の定期入替では、

それぞれ3銘柄が除外・採用されました。

指数は株価の高い銘柄の影響を受けやすいという特徴があります。

TOPIXもよく聞きます

日経平均と並んで知名度の高い株価指数と言えば、「TOPIX(東証株価指数)」があります。

この指数は、東京証券取引所によって算出されるものです。

こちらは日経新聞ではなく、東京証券取引所が出しています。

こちらの対象銘柄は、日経平均とは違って、東証1部上場の全銘柄を対象としています。

ダウ平均は?

日経平均株価やTOPIXの他に、「ダウ平均株価(ニューヨークダウ工業株30種平均株価指数)」

というのを聞いたことがありますよね。

これはアメリカニューヨクの株の指数です。

「ダウ・ジョーンズ社」が算出、公表しているので「ダウ」。

対象となる銘柄(優良株30銘柄)を入れ替えたり、株式を分割することによって

価格変動を調整するものです。

ダウ平均が対象とする30銘柄は多国籍企業がほとんどであるため、

ダウの変動に注視していれば、世界経済の動向がみてとれるということになります。

日経平均株価が上がるとどうなるの?

UnsplashChris Liveraniが撮影した写真

まずは、景気に対する心構えです。

日経平均株価やTOPIXをはじめとした株価指数が上昇すると、

多くの人や企業が「景気が良くなる」と感じます。

すると就職や転職を考えたときには、株高で好景気への期待が高まっているほうが

採用数を増やす企業が増え、希望する仕事に就きやすくなることもあるでしょう。

また、株高で潤った人や企業の財布のヒモが緩み、消費や投資の促進が期待できます。

日経平均株価が下がると…

株価指数が下落すると「景気が悪化する」と皆、心構えます。

不安を抱いてしまい、消費や投資の抑制が懸念されます。

銀行などの金融機関や、生命保険会社、年金機構なども株式を保有しており、

株価下落で大きな損失が出ると、

「融資に慎重になるかもしれない」

「年金の財源が減ってしまうかもしれない」

といった影響が考えられます。

まとめ

このような感じで、

株価が上昇すれば株式会社の資産は増えるわけですから

いい感じ!

株価が下落すれば株式会社の資産は減るわけですから

嫌な感じ…

と企業は思うわけです。

そして企業の顧客は我々ですから、影響が出てくるという仕組みです。

これから少し興味を持って、日経平均株価を見ると日本のこれからが

見えるかもしれませんね。

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