コロンビア 飛行機事故 アマゾンで40日生存の4人兄弟の父親の正体 

社会

コロンビアの家族 飛行機に乗って墜落事故に

2023年5月1日にコロンビアで小型飛行機が墜落しました。

墜落原因はエンジントラブルでしてた。

乗っていた子ども4人が行方不明に。そして約40日ぶりに4人を発見!

13歳〜1歳までの4兄弟が全員無事でした。

4兄弟は母親と一緒に離れて暮らす父親に会いにいく途中でした。

そもそも離れて暮らさなければ飛行機事故にも遭っていませんが、

ではなぜ別々に暮らさなければならなかったのか。

そこには父親の正体が深く関係していました。

ブログに書きましたので見てください。

先住民族の4兄弟の生存能力

実は先住民族の4兄弟

UnsplashCRYSTAL MIRALLEGROが撮影した写真

アマゾンを40日間も彷徨っていた4兄弟、1番上はたった13歳のお姉ちゃん。

1番下は、彷徨っている間に1歳になった赤ん坊です。

いかにして40日間生き抜いたのでしょうか?

4兄弟は先住民族で、ジャングルの知識を持っていたというのです。

リアル「アシリパさん」

一番上の長女は漫画ゴールデンカムのリアル「アシリパさん」でした。

ゴールデンカムイとは、北海道アイヌが残した埋蔵金をめぐる

極上エンターテイメントな漫画です。

主人公の一人「アシリパさん」は先住民族アイヌの子で、

もう一人の主人公「不死身の杉本」とコンビを組んで

アイヌの遺産「砂金」探しの旅に出ます。

そして、「アシリパさん」の数ある魅力のうちの一つが

父親仕込みのサバイバル術です。

同じ先住民族の話では、この4兄弟の長女(13歳)も、すでに10歳の頃から

ジャングルでのサバイバル術を親から仕込まれいたそうです。

ゴールデンカムイ アシリパさん

フルーツ採取や水汲みなどは女性の仕事

女性が一番年上だったのが大きい。と専門家は話します。

先住民族のコミュニティの中では、フルーツを取ったり

水汲みをするのは女性の仕事だったそうで、

長女もその仕事をしていたので、

最低限の飲料水や食べ物の確保ができたのではないかと

いうことです。

母親の遺言

墜落して15日後に軍が機体を発見したのですが、その時

母親と、その他2人の遺体が墜落現場にあり、4人の子どもの

遺体がなく、付近を捜索したとこと

生存の形跡があったことから、4兄弟は生存している可能性が高い!

となって、4兄弟を捜索していたわけですが、

救助された4兄弟の話では、母親は4日目までは生きていたらしく、

4人に対し「みんな、ここから抜け出しなさい。お父さんに会いに行きなさい。

お母さんと同じように大きな愛を示してくれるわ。

という言葉を遺し亡くなったそうです。

どれほど悲しい別れだった想像さえせきませんが、母親の

最後の言葉を忠実に守り、4兄弟は父親と再会を果たしました。

父親の正体

父親は反政府ゲリラと戦う先住民族のリーダー的存在

実は父親は、反政府ゲリラと戦っている先住民族のリーダーでした。

反政府ゲリラに脅迫され、自らと家族の身に危険を感じて

先住民族の居住地から離れて暮らしていました。

その父親と合流する途中の悲劇的な事故でした。

「コカ」を悪の手から守るため

Image by PublicDomainPictures from Pixabay

「コカ」という植物が大きく関係しています。

この葉っぱは、コカインなどの麻薬の材料になります。

コロンビアでは「コカ」の栽培を禁止しています。

しかし「コカ」は先住民族の間では、万能薬としてはるか昔から

愛用されてきました。

そこでコロンビア政府は、先住民族の文化を尊重し、

先住民族の居住区を「コカ」栽培の特区として認めています。

そのため先住民は、麻薬戦争に巻き込まれたり、脅されたりしています。

そんな先住民族を守るために戦っているのが4兄弟のお父さんだったのです。

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