人間関係をリセットされた側の方へ
人間関係リセット症候群
ある日急に連絡が取れなくなった友人や知り合いがいませんか?
そしてそれは自分自身だけでなくその人の周りの人間の多くが同じ状態になっている。
つまりその人は急に周りとのつながりを断ち切ったのです。
最近、よく使われる言葉に「人間関係リセット症候群」というものがあります。
その人は「人間関係リセット症候群」かもしれません。
人間関係リセット症候群とは
人間関係リセット症候群は治療が必要な病気ではなく、人間がしばしば陥りがちな
心理状態を表した造語のひとつです。
人間関係リセット症候群は病気ではありません。
今の時代、SNSなどインターネットの発展により、24時間365日人は人と簡単につながれます。
とても便利な反面、情報が溢れ、プライバシーは希薄になり息苦しいと感じる人も多いでしょう。
最近は、そうした常に誰かとつながっている状態に疲れて、
今までの人間関係を一気に断ち切ってしまう人もいます。
このような人のことを指す言葉として、「人間関係リセット症候群」
という言葉が使われるようになってきました。
本人はスッキリ、でも・・・
リセットした本人はスッキリするかもしれません。
でもリセットされた側は、心配になり、焦ったりモヤモヤしっぱなしですよね。
友達だと思っていた人からある日突然突き放されるわけですから
当然ショックですよね。
ではリセットされた側は、どうすれば良いのでしょうか。
リセットされた方が前向きになれる3ステップ
ステップ1 現実を受け入れる
まずは冷静になって、事件や事故の可能性がなければリセットされた現実を受け止めましょう。
リセット症候群の人は、衝動的に人間関係をリセットしています。
これは、一つの原因ではなく、幾つもの要素が重なって我慢の限界を超えてしまい
リセットに至っているということです。
つまりあなたが原因では無い可能性が高いのです。
ステップ2 無理に追わない
あなたが原因では無いとしても、要素のうちの一つかもしれないとも考えてみましょう。
無意識のうちに相手にストレスを与えていたかもしれません。
追いかけると余計に逃げていってしまうでしょう。
しかし、無意識にストレスを与えるということは、ただ単に人間性が合わない人とも
言い換えられます。そのため、無理に近づく必要もないのかもしれません。
また、リセット症候群の人は衝動的にリセットしてしまうので、リセット後に後悔する人も
多く存在します。
そのため、一時的なもので終わりひょっこり戻ってくる場合もあります。
そっとしておきましょう。
ステップ3 新しい世界に目をむける
去る者を追わずに新しい世界に目を向けてみましょう。
あなたの周りの大勢の他人のうちの一人がコミュニティから抜けただけです。
リセットされてショックですが、あなたが原因ではないので気にせず
新しいコミュニティに目を向けてみましょう。
視野を広く持って広い世界を見つめてください。
最後に
実は私もリセットされた側の人間です。
ビジネスパートナーがある日突然音信不通になりました。
初めはとても心配しましたが、事件性がないことがわかり安心すると
次にはとても悲しくなり、自分を責めました。
しかし「人言関係リセット症候群」という言葉に出会い少し救われました。
できれば悩みを打ち明けてほしかったけど、今は「仕方がない奴だな」
くらいに思って新しい世界に目を向けています。
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